TOKYOTODAY
日本バイキングの元祖 - 帝国ホテル SAL the imperial viking
by TARO MATSUMURA - 2007.08.13 23:21
日本で初めてのバイキング形式のレストランは、帝国ホテルの17階にある。SAL the imperial vikingというお店。このレストランを作ったのが、帝国ホテルの料理長だった村上信夫さん。バイキングと海外で言ってもあまり通じないことが多いですね。buffetといったり、smorgasbordといったりする方が多いようだ。2007年の夏は、村上さんゆかりの料理を楽しむことができる。日比谷公園を眺めるスペースに、先ずは足を踏み入れよう。
帝国ホテル本館の17階は最上階。ここまで昇ってくると、エレベーターホールからは右側が目的のSAL、左側がインペリアルラウンジ・アクア。レセプションをして廊下を歩いていくと、目の前に広がるのが、広大な空間。中央のお料理がアレンジされているブースを取り囲むように客席が配置され、その回りにはトーキョーの夜景を眺めることが出来る。なんといっても、このスペースに入ってくるときにこちらに向けてお料理の銀色のふたが開いて出迎えてくれる絵は、なんだか気分が盛り上がってくる。
席についての見物をオーダーしたら、後はご自由にどうぞ。前菜から魚料理、肉料理、サラダ、パスタ、フライなど、中央のブースのまわりには40種類の料理が並んでいるから圧巻だ。かものロースやローストビーフなどはシェフがその場でスライスしてくれるが、どうも肉類のグリルの味はぱっとしなかった。一方で小さな鍋にスープと具材を絡めて出してくれるエスカルゴや牛の煮込み、アクアパッツァは美味しい。これらは一皿ぺろりと頂けてしまう。
それにしても、この場所で食事をするのは、何でこんなに豊かな気分になるのだろう。出迎えてくれた銀色のふたたちをおなかいっぱいになってふらふらしながらで見送るまでの時間、日本初のビュッフェが醸し出すそのステキな雰囲気にも満たされた。それにしても、SALに限らず、ビュッフェってどうして食べ過ぎちゃうんでしょうね。せっかく着飾ってホテルに来たご婦人たちも、心なしかぽっこりおなかになってゆっくり帰って行くような。僕も他聞に漏れず、ですけれども。
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