Gadget Soul
taromatsumura, 2004.06.19 14:19 [ Today ]

既にN900iというFOMAの最新機種を使っているが、比較検討してやめてしまったP900iが猛烈に欲しくなってきてしまった。もはや買う以外にチョイスがなくなり、新規契約で購入。弟が米国から帰ってくるらしいので、取りあえず契約はそのままにしてある。本当はすぐ解約しちゃえばいいと思うんだけど。
P504i、P2102Vと、Panasonicの端末をしばらく使っていて、ボタンが大きくて押しやすい事、同時期に比べて画面が大きい事、P504iは折りたたみで驚く程薄くなっているし、P2102Vはディスプレイがくるっと回ってデジタルビデオカメラみたいなスタイルで写真やムービーが撮れるギミックがある。
そんな一癖が楽しいPanasonic端末はわりと好きだ。P900iなんかは端末の厚さを犠牲にしてでも着せ替えられるデザインにしているあたり、(薄い端末の方がかさばらなくて良いから)デザインとしてはダメなんだけれどもそこが憎めないというか。もともとMacのiBookみたいに透明感のある白が魅力的なんだけれど、800円くらいで交換できるのも手軽だし、デコレーション志向のケータイにピッタリだ。
自分流にカスタマイズも良いんだけれど、僕が良いと思ったのは傷が付いても新品同様に復活させられる事。iPodもそうだけれど、はじめがキレイだと傷が付いてくると寂しくなったり、使うのがイヤになってくるじゃないですか。「味だ」と言う人もいるけど、味を楽しむようなものでもないし、ましてや1年周期で乗り換えちゃうんだから。
もちろん買い換えるのも楽しいんだけれど、例えばLEGALの靴やLouis Vuittonのエピみたいに、「ボロボロに壊れちゃっても、次も同じものが良い!」というケータイが出てきていないと言う事もある。そういう意味では一番最初のi-mode端末であるF501iは秀逸だったんじゃないだろうか。アレは僕も1台キープしてあります。
さてパネルの話に戻る。チタンやアルミの金属パネルや革などの、プラスティックではない素材のものも作られ始めている。ノートやプロジェクトシートのガワが革(もしくは革風)なので、早速革のパネルをオーダーしてしまった。本当はチタン製が欲しかったんだけれど、25000円強と端末より高いので思いとどまっている。できるだけ実物を見ないようにしておいたほうが良さそうだ。
買おうと思った時に一番決め手になったのは、着せ替えパネルよりも、大きめのディスプレイよりも、オートフォーカスだった。オートフォーカスなんてそんなに興奮するポイント? 冷静に自問自答しようとしてもなかなか冷静な志向ができないわけだ。確かに今デジカメが手元にない生活を送っているという事も大いに関係していると思う。
現実的な話をすると、N900iはオートフォーカスではなく、いくらウェブ用に縮小したサイズの画像を使うとはいえ、ピントが合ってない画像だと極端に小さくしない限りはがっかりする写真にしかならない。「効果です」なんて言ってしまえばそれまでなんだけれど、何かの取材をする時なんかにピントが合ってない写真を持ちだされて「効果です」なんて言われても、自分がむしろイヤなもんだ。
これは頭で考えたオートフォーカスの良さなんだけれど、感覚的に手放せなくもなっている。不思議なものだ。今までのケータイのカメラはピントを気にしないというあきらめがあった。通常かマクロか、レンズのリングを回してどちらかにする(“パンフォーカス”というそうです)。これってどうしても、加減が掴めないというか、近寄って撮影する時にマクロモードにしてもピントって合ってないようなもんですよね。
今でこそデジカメでは当たり前のオートフォーカスは「高級なものだ」という考え方がむくむくと生まれてくる。それでオートフォーカス信仰というか、そういった類のものが僕の中に生まれていた。なんと! それがケータイのカメラに入っているのである。驚くべき事だ。別にケータイのオートフォーカスはP900iが最初というわけではないんだけれど。
所詮ケータイのカメラで撮影する写真の画質はたかが知れている。それでもオートフォーカスに過敏に反応して、購入にまで踏み切らせた不思議な心理と、買ってからの充足感。完全にガジェットソウル的なものに支配されての行動だった、と冷静に考えるも、もはやそのがジェットは自分の一部として機能している。
また1年くらいしたら過敏に反応した機能を踏襲して、更に魅力的なガジェットが出てくるのだろう。それを期待しながら、またがジェットソウルを充填しておこうと思う。
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