South Bound
taromatsumura, 2005.07.15 23:41 [ Today : tokyosound ]
南の島へ旅立つ前に、リゾートを味わうとどうなるだろうか? そんなことを考えながらチョイスしたのが今回の2005年7月上旬のセレクト『South Bound』。トーキョーで生まれ育ってあまり動きもしなかったので、北はキチンと稚内まで行ったことがあるけれど、僕の中での最西端は神戸。南は房総半島の先っぽか伊豆半島の先っぽか。とにかく西へ、南へ、足を伸ばすわけで、はしゃいじゃっているんです。南の島を思いつつ。ここまで妄想で選曲できるんだからね。
そして宮古島のリゾートを体験してきて、本物の南の島のテンポというモノをつかんできたような気がします。先週の7曲はリゾートだ、バカンスだ、と割と騒ぎ立てるような、少しにぎやかではしゃいだ選曲になっていましたが、今回はもう少しゆっくりとした、そして目をつぶると色々な音が聞こえてくるような、そんな選曲に仕上がりました。本当にゆっくりとした時間を自然の中で過ごすというのはこういうスローなのだな、と。
僕が好きな山下達郎さんのアルバム『Cozy』に、なんだかちょうど良い楽曲があったのでチョイスしてしまいました。本当に、ぴったり。
南の島なんだから、海だとか、スコールだとか、とにかくトーキョーにいるとき以上に水にふれあう時間が長くなる。そんなイオンフルなエレキピアノが心地よい曲。I-Depお得意のトーン。
浜辺と波の音と聞くと、ついついギターの音色を思い浮かべてしまうのは僕だけではないはず。でもはしゃいでいるから、エレキギターのアルペジオの少し騒がしく気持ちいいトラックを。正に潮騒。
引き続きギターサウンド。これにラテン・フレーヴァーを加えて、熱い太陽の下で遊ぶ様子を思い浮かべてみる。都会でふさぎ込んでいた反動で、躍起になって遊んでいるよう。
トロピカルフルーツのジュースを飲みながら、トーキョーの家族や友人に電話をかけてみる。冷やかしみたいだけれども、そうじゃなくて。南の島の感動をいち早く届けたいというか。やっぱり冷やかしか。
夜。沖縄なんだから泡盛を飲まなきゃ。ろくに冷房も効いていないような小屋で、波の音を聞きながら、ものすごい湿気の中で1杯やるなんていうのも、静かなハイで良いじゃないですか。
07. Chiggy's Boogaloo
Comoestas
いくら小さな島だって、言って1日で全てを知ろうなんてもってのほか。夜の島で何が起こっているか、考えているだけでもわくわくしちゃうじゃないですか。
08. Circuits Of The Imagination
Shpongle
神田サオリさんとのセッションでも使った、スローだけれどもエモーショナルに踊れてしまう楽曲。低いベースがうずくような音や金属の打楽器、そして水が溢れるような音。熱帯の情景です。
Shpongleのテンポを受け継いで、永遠に続くアルペジオとリバーブが、宮古島近海の夜の海の情景を思い起こさせてくれます。梅雨の最後の日の夜に蛍がりにでかけて、目が慣れてきた瞬間見えてきた無数の蛍。そんなイメージ
10. サマータイム・サマータイム
Pizzicato Five
宮古島2日目はなんと梅雨明け当日。前の日まで熱帯の少しくらい情景を浮かべていた島は一気に晴れ渡って、海の色も灰色からエメラルドブルーへ。その変わりようと言ったら。サマータイム、サマータイム。
広々とした青空になれてくると、落ち着いて南の島を楽しむことが出来るようになってきました。昼間は思い切り強い日差しが降り注ぐけれど、海から吹く風が何ともさわやか。数字の上での気温はトーキョーよりも低いんですよ。
12. I'm Still A Simple Man
Fantastic Plastic Machine
だんだん日が傾いてくると、ぜひ西側の海岸へ。キラキラと光り始める海とゆったりとした波の音を白い砂浜の上に座ってゆっくりと聴いていく。色々な思いや、ストレスなんかからだんだん解き放たれてきて、頭の中がシンプルになっていきます。
13. Saudades Do Rio [More Lupintic Version]
大野雄二
『ルパン三世』というアニメには、世界中の色々な場所がシーンとして描かれていて、もちろんリゾートのシーンだってあります。そのシーンではルパンも音楽もゆったりと羽を休める。普段がエキサイティングな分、本当にゆっくりと。
海岸でゆったりと波のリズムに染められて、ホテルに帰ってゆっくりとその日を振り返りながら休む。少し焼けた肌のホットが伝わってきて、心も気持ちもものすごくウォームになってくるような。
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