エアダクト下から愛を込めて
taromatsumura, 2007.07.27 22:33 [ Today ]
今日は暑かった。はっきり言って、この天気だったら梅雨明けだ、といってくれた方がせいせいするくらい。トーキョーではそれでも32℃で打ち止めになって、夕方にかけて雲が出てきているから、確かに夏っぽい天気ではないな、と納得させられるのだが、やはり32℃の暑さは応える。特に都会で風が通らない街中を歩いてくると、熱風でも風がありがたく感じられたりする。そんな移動中に通りかかるオアシスが、地下鉄の駅の中にほぼ必ずある。
地下鉄の駅の中は涼しい。もちろん日差しがないだけでも暑くならない効果はあるのだが、特にホームはきちんと空調が行き届いているので、暑い中を歩いてきた身としてはとてもありがたい。歩く距離にも寄るんだけれど、あまりに暑い中を長く歩いていると、回りの空気が涼しいだけではとても快適に息を整えるのは難しくなってくる。と、ホームに目を移すと、ヒトが何らかの感覚でぽつん、ぽつんと並んでいる様子に気がつく。
ドアの間隔よりはちょっと広くて、ドア口で電車を待つ人はまた別に並んで居るんだけれど、背広を縫い手暑そうにしているヒトほどその間隔で並んでいる。なんだろうとふと上を見上げると、エアダクトが。このエアダクトの場所の真下に入って涼んでいるのだ、ということが分かった。僕も他の人同様、暑くて仕方なかったので、このエアダクトの真下に入ってみる。これはなかなかすごい。涼しいというか気持ちよいというか。
扇風機の「強」みたいな勢いで、冷たい風が吹き下ろしてくるのだ。あまりの強風で、回りから見ると、その人だけが強烈に風に吹かれて服がばたついていて、ちょっと不自然というか恥ずかしいんだけれど、この際そんなことも行っていられない。電車を待つ5分間もここの下に入っていれば、すぐに涼しく平常時に戻ることが出来る。確かにそのエアダクトの都合で並ぶわけだ。
そしてエアダクトの真下でしかも電車のドア口とも一致するところは人気が高い。暑さを消すために涼んでいるれば電車がやきて、涼しい顔をして電車に乗り込めるのだから、一石二鳥とはこのことだ。ちなみに興味つけた一番のエアダクト・ポイントは都営地下鉄大江戸線の青山一丁目駅。中腹あたりにアイスクリームの自販機があるが、そこの脇の白いベンチの真ん中の席がお勧めだ。ゆったりとしたベンチに座ると、上から強い冷気が吹き下ろしてくる。もし機会があったら、試してみてください。
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