スノーメール2008

taromatsumura, 2008.01.17 03:06 [ Today : ]

snowmail 2008
snowmail 2008

 忍者雲、とウェザーニューズのメールで流れてきた雲は、日本海から日本列島に吹き込む強い北西の季節風が日本列島をよけるために二手に分かれ、関東南岸で収束し、上昇気流によって発生する雲のことだ。これが冬の夕方の天気を悪くしたり、にわか雪を降らせたりするそうなのだが、まあそう簡単にはトーキョーで雪は降るまい、と高をくくっていたところがある。

 しかし、ここ数日はとにかく寒い。何か水滴が降ってくれば、雪になってもおかしくないと数値上も体感上も思いこむようになったし、北側の寝室では顔が寒すぎて目が覚めたくらいに冷えてしまっている。だから午前3時になって目が覚めてしまったんだけれども。そうして外を見てみると、なんと雪が降っているではないか!

 たぶん積もるほど強く降り続くことはないし、明日は晴れる予報になっているから心配はしていないんだけれど、すでにクルマにはうっすらどころではない雪化粧が久しぶりの光景を楽しませてくれている。目の前の屋根も所によっては白く染まってきた。雪がやむ頃になると、視線の空気はしっかりと澄んできて、遠くに見えるビル群の光がいつもよりもはっきり見えるようになってくる。

 トーキョーの雪は台湾坊主という低気圧が引き起こすので、ニュースでも気をつけなさい、と警告しながらその日を迎える。ある種の盛り上がりとでも言うのだろうか、トーキョーの雪とはそういうモノだ。けれども、こうも何気なく雪に見舞われると、なんだかトーキョーにいながらそうでないような気分になるから不思議なモノだ。毎年「寒い、寒い」と言いながら冬を過ごしてきたけれど、今年こそが本当に寒い冬で、それまでは何気なく雪も降ることがない、暖冬だったのだ、と今気かされる。

 雪が音を吸い込んで、しっとりと音が少ない風景が広がると、雪に舞い上がっていた心も静まってきて、また寝ることにしようか、という気持ちになってきた。けれども何気なく降る雪というのも悪くないですね。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://upwest.org/mt/mt-tb.cgi/8721

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)