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Cafe Tout Va Bien Open on Oct. 10, 2005

taromatsumura, 2005.09.01 12:49 [ Cafe / Info / Today ]

Grand Open Scheduled

 今日のトーキョープレゼンツの小さな小さな小さなカフェが2005年10月1日に、表参道にオープンします。「Cafe Tout Va Bien」(カフェ・トゥ・ヴァ・ビアン)。万事快調・順風満帆という意味のカフェです。あまりに小さくて1席しかないし、営業するわけでもないのですが、セレクトされた家具、プロにデザインされた照明空間(チーム Akari)、僕が選ぶ心地よい音楽(from TokyoToday Sound)、そしてコック長を用意した月替わりのオリジナルメニューを揃えました。

 もうしばらくのお待ちを。カフェが出来上がるまでの経過は『今日のトーキョー』で。


 僕がカフェだとかオフィスだとか、何らかの目的がある空間というものに興味を持ち始めたのは2001年の冬だった。まず始めは、ただ単にカフェという空間が好きで、自分もカフェのオーナーになりたいと思ったモノだった。けれどもだんだん、そのカフェがどんな意味を持っているのか、どのようにして人々に使われていくのか、そういったカフェという箱、ファシリティが生み出すコンテンツについて興味を持ち始めたのである。

 カフェと言っても色々な意味合いがある。歴史的な話は置いておいて、僕らの身の回りの事から考えてみると、まずはお腹を満たしたり喉を潤したりすると言う飲食店としての役割。当たり前だと思われるかもしれないけれど、それでも重要な役割だ。例えば純フレンチなカフェを演出しているAux Bacchanales(オー・ヴァカナル)。890円の手頃なランチメニューでも、キチンと美味しいフランスパンが付いてくるし、料理のボリュームもたっぷりで、結構良い雰囲気なのに気軽に入れる身近なカフェになっている。

 お店を選ぶとき、長く話したい場合はカフェを選ぶ事が多いのは、食事を食べ終わってからお茶とお菓子をオーダーして、そこから話し込むモードにはいることが出来るからだ。レストランでそれをやるとちょっとなんだか使い方として違う感じになってしまうし、チェーン系のコーヒー店ではお腹を満たすことが出来ないじゃないですか。そして気軽に入れて結構良い雰囲気、と言うのもまた、会話を弾ませるのにちょうど良い。僕にとって「お腹を満たす場所」の次に、「話を弾ませる場所」という意味合いを見ている。

 つまりお店には、話をしに来る人が集まっているわけで、話し合っている人たちからは何らかの情報や関係性、そこから始まるモノ作りなどの企画など、なんらかのコンテンツが生み出されている。そう考えると、カフェブームと言ってカフェが増えたけれど、これらにちょっとした仕掛けをしてあげると、原宿・表参道中でコンテンツが生まれ続けるカルチャルなエンジンになる可能性がある、と言う夢物語を描いたモノだった。

 ではどうやって「ちょっとした仕掛け」をしてあげるのか? それは分からない。だからやってみようと言うわけだ。その実験をスタートさせるのが「Cafe Tout Va Bien」。始めは表参道の小さな小さな小さなカフェとしてスタートさせるけれど、名前は変えずにだんだん移転しながら大きくしていこうと思っています。

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