菜の花畑の246
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最近僕の仕事場の1つが青山通り沿いに移った。そこで一緒に仕事をしているヤマワキさんが教えてくれた、昔の東京の原風景がちらりと顔を覗かせている。いや、この感じはインパクトある。菜の花畑に古いツタまみれの家。
東京もなかなか古い町で、1600年以降に開けて、一時は中世で世界一の人口を有する都市だったこともあったそうだ。ただ、どうも東京は火事と地震と戦災などに一定周期で見舞われる、更新性高いの都市のようで、表に見えるところは次々にぴかぴかの街に変わっていく。だってこんど、ハナエモリビルまで建て替えるんだから。
表参道、青山界隈も、東京オリンピックを契機に、オリンピック道路として整備された246を皮切りに、表通りはぴかぴかになった。地権者たちが相談して、遠藤の建物を高層化するということで折り合いを付けて、あの広々とした青山通りができあがったと聞く。
その建物がもう取り壊されて、オリンピックで何も起きなかった風景が露出しているというわけだ。
2016年に東京にオリンピックは来るのだろうか。そのときにいったい何が壊され、何が残り、何が隠されるのだろうか。
