Rainy Monday
TOKYOTODAY - 今日のトーキョー » Today » Rainy Monday [NORMAL EDITION]
週の後半は持ち直してくれると思うけれど、月曜日は雨が降り続き、そしてとにかく寒いトーキョーの週明けだ。なんだか世界的に不況の風が吹き荒れているけれど、機構まで寒いとさらに気分が落ち込んでくる。
シリコンバレーでベンチャーが花開く要因の1つに「天気の良さ」が挙げられているけれど、なんだかその理由がものすごくわかったような気がする。だって、もし不況の風が吹き荒れていても、からりと晴れた青い空を見上げると、なんだか前向きになれそうな気がしてくるのだ。
とはいって、日頃からきちんと空を眺めていなければ、自分が落ち込んでしまったときの青空の威力に気づかないまま一生を終えることになるかもしれない。天気の悪い時を知っていなければ、いいときにも気づけなくて、喜びも半減してしまうかもしれない。やはり世の中においては観察というモノがとても大切なのだ、ということをひしひしと感じてしまう。
観察は、とても良い行動だと思う。
たぶんこの行動の面白さに気づかせくれたのは、中学の理科の定常的な宿題「フィールドノート」だった。青くて持ち運びにはぴったりの小さいサイズの方眼ノートを持たされ、1ヶ月に1回くらい、理科の先生にいきなり回収される。つまり普段から植物や動物を観察していなさい、という宿題なのだ。
もちろん習慣として観察していればいいのだが、中学時分、そんなことはあり得ない。提出日がだんだん近づいてくることを悟ると、血眼になってスケッチする対象を探そうとするのだ。すると何かしら見つかるようになる。
だんだん変化に気づいたり、観察のポイントがわかってくる。習慣になることは大切だと思うが、この血眼になって探すという行為もまた、とても役に立ったような気がしている。
だから、寒すぎる雨の夜にだって、なにか良い点が見つかるかもしれない。雨で光が反射する地面が作る景色は、晴れた昼間には見つけられないのである。
