トップページへ

TKG

TOKYOTODAY - 今日のトーキョー » Today » TKG [NORMAL EDITION]

広尾 亀よし

 恵比寿と広尾の間にお昼間用があって、その直前にランチでも食べようと言うことになった。目の前にあったお店は「広尾 亀よし」さん。早速入ってみて、おいしそうなハモとミツバのたまごとじ丼をオーダー。ここで気づいておけば良かったんだけれども。

 亀よしさんはモダンな日本の民家風のたたずまいの料亭。前庭の脇の意志のアプローチを上がって玄関を入ると、1F、2Fの客室が現れる。まあよくある二階建ての戸建て住宅の雰囲気です。1Fに通されたんだけれども、その前庭が青々と薫る落ち着いた日本の風景のなか、やさしい出汁のお味がするハモを頂きながら店員さんの話に耳を傾けると、妙なアルファベット列に遭遇する。

「T・K・G」

 トーキョー・隠れ家・ガイド? 時任三郎・風見しんご・ゴリ? まあ全く分からなかったので聞いてみると、「たまご・かけ・ごはん」の略だった。ひねりはないけれど、人名地名な分けないですよね、わざわざのランチタイムに。

 亀よしさんのランチには、こだわりたまごとたまごかけご飯専用開発の出汁醤油で、最高のTKGを楽しむことが出来るのだそうだ。定食を頼んだときにはご飯をおかわりしてTKG、女性の方は始めからご飯をTKG、そうめんやにゅうめんのメニューに小鉢の代わりに白いご飯を持ってこさせてTKG。とにかく、昼にTKGをしなきゃ、何のために来たんだ、と言わんばかりのTKG率の高さなのだそうだ。ちょっと言い過ぎかもしれないけれど。

 そこで、僕のランチのバッドチョイスが光るわけだ。もう卵とじのご飯になっていて、TKGの出番はないのである。これで無理矢理おかわりしてたまごをさらに、と言うのもバランス的に良くないし、もうやさしい出汁の香りとミツバを包み込むたまごを堪能しているから、それを壊したくもない。

 けれども、もう一度言って、TKGを試してみたいなあ、そんなに言うのなら。

« 前の記事へ

次の記事へ »

トップページへ