Sushirrito = 寿司 × ブリトー
今日、昼時にサンフランシスコの金融街を歩いていたら、外まで行列になっている店があった。こちらに来てイメージが変わったことの1つに、わりとアメリカの人も行列を作るんだなあ、ということがある。ランチタイムの人気店は、テクアウトでも列ができますね。
その行列の先にあったのは、「Sushirrito」というお店だった。
そういえば、どこかのパーティーで食べたことがある、太巻き寿司をブリトーみたいにラップしたお手軽ランチ、といったところだろうか。太巻き寿司を作って、それを紙で巻いて、半分にカットすると、断面にはカラフルな具が除く。見た目もシャレているじゃないですか。
Sushirritoのウェブサイトによると、「世界初の寿司ブリトーレストラン」として2011年にPeter Yen氏によって起こされたスタートアップだ。
同氏はケロッグのMBAからメリルリンチなどの投資銀行、医療デバイス系のスタートアップを経て、寿司ブリトーの企業を興し、「Chief Executive Roller」の職に就いた人物。サンフランシスコ・シリコンバレー・ニューヨークに6店舗を構えている。
既存の米国における寿司、つまり高額で時間がかかる食事や、スーパーなどでできあいのシャリが固くてネタが乾いているような寿司ではなく、手軽ですぐに食べられて、その場で作るフレッシュな食べ物に変えようというコンセプトだ。
まあ、寿司はそもそもファストフードなので、米国流にアレンジされて、再びファストフードたる寿司を取り戻しているあたりが面白いですね。